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ひとりの「したい」から始まった大きな動き
「図書館砂漠港南台」をオアシスに!
 様々な施設・サービスが充実している港南台。しかし、図書館に関しては、最寄りの栄図書館まで3kmも距離のある「図書館砂漠」だった。
最初は、たったひとりの「近くで、読みたい本を借りられるようにしたい」の思いから始まった。その思いが「図書取次サービス」に至るまでに、様々な過程を経ている。まずは「活動する組織」になるのも簡単にいはかない。連合自治会に働きかけ、区役所に足を運んで…など、何度も繰り返し要望を出し続けていくことで、その純粋な気持ちに心動かされる人の輪が広がり、ついには「港南台駅周辺に図書取次サービスの設置を推進する会」が2009年に発足した。
 それから、定期の話し合い、街頭アンケート実施、中央図書館や他区の図書館訪問、区役所との話し合いなどの7年間の絶え間ない活動を重ね、今年1月、「港南台地区センターでの図書取次サービス」開始に結実した。このサービスは、横浜市立図書館の蔵書をパソコンやスマートフォンで予約すると、港南台地区センターで借りることができ、また、市立図書館から借りた図書も港南台地区センターで返せるサービスだ。港南台に住む人にとって、市立図書館18館の約400万冊の蔵書が身近な場所で借りられるようになったのは、大きな出来事である。

「港南台地区センターででの図書取次サービス」が今年1月に開始
 サービス開始とともに、これまでの活動は、住民ボランティア組織「読書サポーターズin港南台」(代表:廣畑成志さん)と形を変えて継続。取次サービス事業の充実、読書環境の充実と愛読活動を促進することを目的とするものになった。
 実は、この活動は、現在28人の読書サポーターズ会員の手弁当で運営されている。会議室代、様々な印刷代など会員のカンパや地域の人の寄付でまかなわれている。
 会員は、出版社勤務、図書館勤務、Bookカフェをご自宅で開いている人など老若男女、多種多彩で本好きな人が多い。中には、特別、本好きではないものの会の穏やかな雰囲気が気に入って入会したメンバーもいる。

港南台に読書文化を!
 現在の取次サービスの利用者は、徐々に増えつつあるが、まだまだ認知されていないのが実情である。まずは1日50人の利用者が目標。そのため、読書啓蒙活動の一環として、港南台地区センター内に、「わたしのおすすめ本」という掲示板を作成した。これは、サポーター会員がおすすめの本を自分のことばで伝えるものだ。当面は会員が毎月輪番で紹介するが、会員以外でも、書きたい希望があれば、今後受け入れていく予定である。また、運営資金を調達するために、地域のイベントでブックフェアなども行う。来年1月には1周年記念事業を企画中。和
気あいあいとした雰囲気でいろいろなアイデアを出しつつ毎月1回の打ち合わせを楽しんでいる。読書サポーターズ会員、募集中。

問合せ先
読書サポーターズ事務局 竹内義裕さん
TEL:045-832-3242

図書取次サービス 港南台地区センター(港南区港南台5-3-1)
【図書の受取】
月曜日~土曜日:12時30分~午後8時
日・祝:12時30分~午後4時
【図書の返却】
月曜日~土曜日:午前9時~午後9時
日・祝:午前9時~午後5時
【休所日】
第4月曜日(祝休日の場合は翌日)、年末年始

レポート 青木千佳代/菅野裕子
文 青木千佳代 撮影 森田泰子
取材日 2016年8月2日・8月25日
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